第9話 豪雨の中で…

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俺がこの職場に来てからなぜか人の気配や視線をよく感じています。 それは、ミエナイヒトのなのです。 少し前に集中豪雨で崖崩れなとが起きたちょうどその時期でした その日の朝から豪雨でした… 俺は自宅から彼女の家へ行く為に車を運転していました… かなり豪雨で視界がかなり悪かったので人はいないとは思っていましたが、一応安全の為にかなりゆっくりと進んでいました… いつもの近道を使い向かっていました… それはその場で起きました… 住宅街の坂という事かなりゆっくり走行し、坂を下りきり緩やかな左カーブに合わせてハンドルを切ろうとした瞬間…… サッ と車の前に現れました。 ドカ! 何かにぶつかってしまいました! 俺『見えなかったのに…何かにぶつけてしまった…まさか…人じゃないよね…』 とりあえず不安にかられながら豪雨の中、外へ… 結構衝撃があったのでかなり大きなものだと思って一生懸命探しました… しかし、それらしい影はどこにもありません… 車の下を探そうとした時に気がつきました… 普通、物を踏むと下からの衝撃がきます! 逆に、人や物などにぶつかると前からの衝撃がきます… その時はぶつかった衝撃でした! しかし、あの衝撃で自分の車は無傷だったのです… しかし、不安だったためしばらく探していました… すると、その現場の少し行った所には… 花が供えてありました… そうです。事故現場だったのです… ちなみに、近くに住む友達の話だと、ジョギング中の男性が急に降りだした雨の中走っているところに猛スピードで曲がってきた車にひかれしばらくひぎずられたそうです… 犯人はまだ捕まっていないそうです… もしかして、犯人の車に似ていたのでしょうか? 原因は不明です…
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