第4話 係長…

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俺がこの職場に来てからなぜか人の気配や視線をよく感じています。 それは、ミエナイヒトのなのです。 今回は怖い話ではありません! それは、今年の春頃でした… N係長が体調を崩して入院する事になりました。 俺達には検査入院と言うで… しかし、その2ヶ月経っても退院してない事が分かりお見舞いに行くことにしました。 俺「明後日は休みだからお見舞いに行ってきましょうね」 Y子さん「N係長の所に?」 俺「はい」 Y子さん「……」 俺「どうかしたんですか?」 Y子さん「N係長…。末期ガンなんだって……」 俺「マジッスか…」 その事を聞いてショックを受けました… 短い間ですがお世話になった方だったので… その日の休憩時間に… Y子さん「N係長が…」 俺「どうかしたんですか?」 Y子さん「さっき、息をひきとられたそうです…」 本当にショックでした… お見舞いにも行けず… 本当に残念でした… 仕事熱心で会社の事や働きやすい環境を創ろうと一生懸命でした。 挨拶もできないかった事が心残りでした… そのうえ葬儀も仕事に当たって行くことが出来ませんでした… 俺「最後まで挨拶もできないのか…」
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