49人が本棚に入れています
本棚に追加
/78ページ
出会い
「ん~眠い。今何時だぁ~。え~と携帯はどこだぁ~?あっあった。はっもうこんな時間!!!遅刻だぁ~」
慌ただしくベットから起き上がり二階から猛ダッシュで降りて行き、居間には姉がゆっくりとした態度でテレビを見ながらリラックスしていた。
「もぅ~姉ちゃん。いるんだったら起こしてくれたっていいじゃん。」
姉「あら、あんたまだいたの?もう仕事行ったかと思ってた。竜太も、もうすぐ大人なんだから自分で起きなきゃいけないよ。」
竜太「そりゃそうだけどさぁ~」
姉「それより私としゃべってる時間あるの?時計見てみな」
竜太「や、やべぇ。会社に間に合わん。じゃあ行ってきます。」
姉「はい。行ってらっしゃい!!」
おにぎり片手に家をとびだし、駅へ向かった。
竜太「ま、間に合った。」
??「お前、またかよ。いつもギリギリで乗ってきてもう少しゆとりもって乗って来いよな。お前の疲れた顔見てるとこれから仕事なのにやる気がなくなる。」
竜太「賢治は、寝坊しないから俺の気持ち何て分からないさ。」ちょっとムカついた態度で俺は賢治に言い返した。
賢治「まぁそう怒るなって。そんな顔してるといつまでたっても女何て出来ないぞ。俺何て見てみろ。顔はいいし、性格も悪くないから、もてまくりさ」
竜太「自分で言うなよ。このナルシストが。」
だが、確かにこいつの言う通り俺は今まで20年間彼女が出来た試しがない。(あ~何て虚しい人生なんだ)
賢治「何落ち込んだ顔してんだ。着いたぞ。」
竜太「お、おう」
会社では、いろんな企画のプレゼンをして、会社のイメージを上げるそんな担当をしている。
しかし、会社の話はメインではないのであまりこの小説では深く入らないのでご理解下さい。(笑)
会社が今日は早く終わったので、寄り道でもして行こうかと思い、ある街の服屋に立ち寄り色々見たが気に入った服はなかった。会社の疲れが溜っていたので、気がつくとその日は下ばっかり見てた。すると、床に綺麗なペンダントが落ちていた。(何か分からないけどこの店にペンダントは置いてなかったので、店の物じゃないな。)とりあえず言っても困らせるだけだし自分で持っておこうと思い店を出た。
最初のコメントを投稿しよう!