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届いた
届いた
君の姿にオレの手が
届いた
でも君とオレは敵同士で
戦わなきゃいけない
でもオレは君が大好きで
戦いたくないのが本音
さぁ……
王子、どうしよーかな…
とりあえず、この感情がバレないようにしなきゃマズいだろう
だからオレは君をズタズタにした
君の瞳に映っていたあの人はこう叫ぶ
「獄寺くん！」
何が「獄寺くん」だ
ハヤトはオレんだもん
誰にも渡さない
ああでも君は
あの人を心配させないように頑張る
頑張って頑張って
それでもオレに勝てなくて
君は悔しそうに
泣いていた
ごめん…
ごめんねハヤト…
オレは君を傷つけるつもりはないんだ
だから………
笑って………
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