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｢で？その…とりっくなんたらっつぅのは
どういうもんなんだよ？元就｣
｢ＯＫ、それは俺が説明するぜ？｣
…いらねぇやつがしゃしゃり出て来た
みてぇだな…。
だからといい元就はわざわざ俺なんかに
説明する様子は微塵も無さそうなので
俺は素直に政宗の説明を聞いた。
ハロウィンとは。
大体変なお化けの格好をし
おかしをくれなきゃいたずらするぞ
と言いながらお化けになりきる
そんな祭り。
政宗はもっと延々と分かりやすく
説明はしてくれたが俺の
この要約だけでもどれだけ
十分な事か。
ついでに政宗と元就が一緒にいるのは
たまたま、四国の港で会ったらしい。
…………たまたま、か？
｢んじゃ毛利さんよ、元親も分かった
みてぇだしもう一回言うか？
Are you ready？｣
｢うむ｣
肩組んでるぜこいつら。
おいおい仲良すぎじゃねぇか…？
流石に嫉妬心が煮えたぎりつつも
もう一度仲の良すぎるﾊﾓりを
聞かされる羽目になる。
｢｢Trick or treat？｣｣
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