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「お願いしま~~す!」
チラシを渡した女性が立ち止まった
「……君?」
街のざわめきで女性の声を聞き逃した
「えっ?」
「あ~~~!!
やっぱり!!辻君やっ!
そうやんな?」
「ハ…ハイ…そうですけど……
どちら様で…?」
清隆の記憶を思い返してもこんなキレイな女性は出てこない
「ホラッ!
忘れたん?昔は良く一緒に遊んだやん」
その瞬間、清隆は、あっ!っと大きな声を出した
「木下さん!?」
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