‐ 夜の渋谷 ‐

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‐センター街にある交番‐ >>徳川刑事 「ひでぇな……」 ‐警視庁の刑事である。 のんびりして、一見頼りない感じだが、 かなりなキレ者、20代後半 ‐今日は近くで聞き込み中、銃声と悲鳴で現場に駆け付けた。 ‐あとから駆け付けたパトカー、救急車 >>渋谷署の刑事 「ご苦労様です」 「あの、犯人たちは……」 >>徳川刑事 「ああ、ここ頼む」 そう言って、犯人たちの方へ。 銃を犯人に向けてる里美たちを見て…… >>徳川刑事 「女性3人で!!……ん?あの2人は……」 ‐ゆっくり3人に近づく 「警察だ!銃をこっちに渡してもらおうか?」 警察バッチを見せる。 ‐玲撫(レイファ)素早く銃を胸のホルダーにしまう。 ‐男③アゴから銃が離れて、緊張感去り、放心状態で ガクンと膝から前にヘタリ込む。 >>里美 「刑事…来るのが遅いよ」 >>杏美 「はい、銃返すわ」 >>徳川刑事 「どうせ、君たちの指紋は着いてないんだろ?」 「久しぶりだな2人共、まさか生きてた…とわな」 ‐昔からの知り合いらしい。 >>徳川刑事 「いつ日本に?海外に居たんだろ?」 >>里美 「1ヶ月前」 >>杏美 「私は昨日の朝」 「こっちは仲間よ」 ‐玲撫は軽くお辞儀する。 >>徳川刑事 「仲間か…じゃあ、麻上に?」 「渋谷のカメラ何とかするから、早くこの場、去れよ」 >>里美 「あ!カメラあったんだ、忘れてた」 >>杏美 「同じく忘れてたわ」 >>玲撫「……クスクス(笑)」 (本当、無鉄砲…プロには向いてない。つい、私も体動いたけど…私もまだまだ…か) >>徳川刑事 「あはは、お前たちらしいな。後は任せろ!」 >>里美 「じゃあね。徳さん」 >>杏美 「ハンサムと猿によろしく」 ‐ハンサム⇒織田刑事 ‐猿⇒豊臣刑事 >>徳川刑事 「おう」にっこり笑顔 (あ…明日、誕生日だよな) ‐立ち去る3人‐ >>徳川刑事(小声の独り言) 「……20歳か」 「変わってないな杏子(里美)も雪乃(杏美)も」
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