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「いいよ、もうあんな思いするのは嫌だし」
誰でも付き合ってた人と別れるのは嫌だ。
「大丈夫だ、紹介する子はおしとやかな子だしメッチャ可愛い子だぜ」
なんか裏があるような気がする。
「本当に大丈夫なんだろうな」
僕は念を押して聞いた。
「だ、大丈夫だって!それじゃあ明日の昼の1時にモデナのオープンカフェの赤いテーブルで待ち合わせだから!それじゃあな!」
「ちょっ、ちょっと待って何で最初ドモったんだ!それに顔も分からないのに!明日って急すぎるだろ!お~い!」
プー、プー、プー……
き、きりやがった。
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