受験戦争

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学校のチャイムの音が鳴ってみんながいっせいにガヤガヤし始めた、これで中学3年の1学期の中間テストが終わった。 ケイスケのテストは1問目から最後まで白紙だった、受験にも影響する中間テストで全教科白紙 これは受験なんかしたくないと言うケイスケの反抗心でもあった、 ケイスケは腹を空かせ早く帰りたいと嘆いていた、野球部の小島が食べているオニギリが旨そうで旨そうで仕方がなかった 『起立!!礼!!』 机を後ろまで下げてみんながいっせいに帰り教室が空っぽになった、そして1人残されたケイスケと親友のタカちゃんが教室にいた、 『ほんまついてへんわ!せっかくの4時間授業やのに居残りとかダルいわ!!』ケイスケのテンションはだだ下がり↓さらに腹を空かしてまるでガイコツのようにしょげていた↓ 高ちゃんも『笑っていいとも!観たいから早くして』と半笑いで言っている すると教室に数学の顧問の田中先生が入ってきた。 『おまたせぃ~ごめんな~残らしてぇ~』ヘラヘラ笑いながら入ってきて僕が『先生なんのようやねん!はよ用件いってや!』 すると先生は表情を変えてこう言った『陸上せえへんか?確かお前クラスでトップやろ?』 少しびっくりしたけどクラスでトップという言葉に誘発されて少し嬉しかったのか案の定ケイスケは次の大会に100メートルで出場することになった そして明日の朝練まで来るように言われた、少しダルそうにしてたケイスケだが運動不足は体に悪いとみのもんたが言っていたのでと…少し的外れな理由で陸上部に仮入部した。
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