動き始めた時間と停まった時間

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―――…‥ 「あっカガリ!来るの遅いよ」 「……キラ……」 沢山ある部屋の一つに連れ込まれたアスランの目に飛び込んできたのは満面の笑みを浮かべるキラの姿だった。 溢れ出しそうになる想いを抑えてキラに近づいていく。 キラの笑顔をもう一度見る時が来ると誰が考えただろうか。 「あの……カガリの知り合いですか?」 その瞬間、キラに触れようとした手が止まった。 「何言ってるんだ!アスランだよ!」 慌ててカガリが口を挟むが…… 「知らない……」 キラは首を横に振った。 →
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