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戦争が終わってから3年が過ぎようとしていた――
「あれからもう3年か……」
「時が経つのは早いものだな!」
紅茶をテーブルに並べながらカガリ・ユラ・アスハはソファーに座っているアスラン・ザラに言葉を返す。
「ありがとう!…ラクスは?」
「まだ来れないらしい!忙しい身だからな…」
二人が待っているのはプラントの歌姫であり、戦争を終結に導いた人物であるラクス・クライン。
彼女は今、プラントの議長となり多忙の毎日を過ごしている。
そんな彼女にわざわざプラントまで来て会おうとするには理由があった。
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