3年後の世界

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「私達は待つことしか出来ないのか……」 自分の無力さにカガリは苛立つ。 「待つしか無いさ…キラが決めることだ…もう、帰るよラクス…忙しいのにすまなかった」 アスランはラクスに礼を言う。 ラクスとカガリが先に部屋を出ていく。 「キラ、お前が逃げても世界は変わらない……」 部屋を出る間際、アスランは冷たい言葉を眠るキラに突き付け、扉を閉めた。 その時、微かにキラの指が動いたことに誰も気付かなかった。 →
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