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「私達は待つことしか出来ないのか……」
自分の無力さにカガリは苛立つ。
「待つしか無いさ…キラが決めることだ…もう、帰るよラクス…忙しいのにすまなかった」
アスランはラクスに礼を言う。
ラクスとカガリが先に部屋を出ていく。
「キラ、お前が逃げても世界は変わらない……」
部屋を出る間際、アスランは冷たい言葉を眠るキラに突き付け、扉を閉めた。
その時、微かにキラの指が動いたことに誰も気付かなかった。
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