ZERO

CAS…

ﾗｲ「……まぁ…こっちに来てくれ。」

リクはイスに座った…

ﾗｲ「……おや？…ユウスはどうした？」

ﾘｸ「…彼は今、MSの調整で遅くなってます…。」

ﾗｲ「…………仕方ないな…。

しかし、君は引き込もってた分…頑張って貰いたいものだな…。」

ﾘｸ「…………すみません…。

……けど、もう大丈夫です。

……次こそは…必ず…。」　

ﾗｲ「……ふふ…。笑)

…どうであれ、次の戦闘から出てもらうよ。」

ﾘｸ「………暁、ZERO…いや、セイ…！

…今度こそ…

……君を撃ち取る…！」

レイの眼が紅く染まった…　

――暁内・倉庫――

……ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀ…

ｾｲ「……ふぅ…。

…コバルトさん！ZEROのメンテ終わりました！」

セイはZEROのメンテをしていた…

今の日課…って言うか、
もしものために課かさずメンテをするようにコバルトから言われていた…

ｺﾊﾞﾙﾄ「ごくろうさ～ん！！

あとはいいから、あがっとけ！！」

ｾｲ「…あ、はい！！」

……ﾌﾞｨｰﾝ……

セイはワイヤーでZEROから降りた…

ｾｲ「…よっと！

……コバルトさん！じゃああがります。
あとはよろしくお願いします！笑)」

ｺﾊﾞﾙﾄ「…………

……おう！！任せとけって！」

セイは軽くお辞儀をして戻っていった…

ｺﾊﾞﾙﾄ「……ふん！

あいつは、やっぱりあぁでなきゃな！？…レイ！！笑)」

ﾚｲ「……はい！？」

レイもｼﾞｬｽﾃｨｽのメンテを終えて、下に降りてきた…　

ﾚｲ「………どうしたんですか？」

ｺﾊﾞﾙﾄ「…おう！！終わったか！？」

ﾚｲ「…まぁ、終わったけど…なんかあったんですか？」

ｺﾊﾞﾙﾄ「……最近、ボウズの調子良くなったからこっちまで調子良くなるぜ！！」

ﾚｲ「……はは…。

まだ、あいつも子供と大人の間ですからね…。

我々が見守っていきましょ。」

ｺﾊﾞﾙﾄ「おう！！…お前もあがれ！」

ﾚｲ「……じゃあ、あとはよろしくです。笑)」

レイも、倉庫を出ていった…

ﾚｲ「………………。」

……その時レイの顔からは笑顔が消えていた…