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レイ「……戦いたかった?
人を殺したかったのか!?」
セイ「………違います…。
……俺はただ…
みんなを守りたかった…。」
レイ「…………。」
アヤ「…………。」
セイ「………なんのために戦うかはもう決めた…。
世界を救うために戦うなんてカッコいい事なんて言えないけど…
今のおれはこの「暁」っていう俺の好きな世界を守りたい…
この暁っていう世界の誰かが死んだら…世界の国が滅びるのと同じだ…。
俺にとっては悲しい…。」
レイ「……………お前……
。」
アヤ「…………。」
セイ「…………あと、俺がバーサーカーの力に悩んでガキみたいになってた時、俺…アヤにひどい事言ったんだ…。
あれから当たり前だけどアヤと昔みたいに接することは無くなった…。
戦闘入る前にアヤに謝ろうとしたんだ…
けど、ダメだった…
俺たちは他人になった…
もうあの時みたいな関係に戻れないんだなって
…本当に後悔した…。
……けど、何でだろ…
俺は…勝手にアヤを守ろうって思った…
アヤは俺にとって他人になっても失ってはいけない人…
この暁っていう世界に出会ったのもアヤのおかげ…
なんつーか……やっぱりアヤは一番大切な人…
だから、俺はアヤを…暁を守りたい!!
だから、ここに居させてくれ!!」
レイ「………よく聞けよ!……
……リーダーの命令はここでは絶対だ…!
勝手に動くな!
俺はリーダーとして、お前らを守る義務がある!
だから……命令だ!
セイ…お前の世界のために戦え!笑)」
セイ「………はい…!笑)」
アヤはしゃがんで、顔に手を当てていた…
まるで泣いているように…
アヤ「…………あの2人……
バカだなぁ…。笑)
……暁っていう世界を守るかぁ……
……私も……バカだなぁ…。」
アヤは倉庫に入らず、立ち去った…
……暁は再び目の前の本部基地「ニブル」を目指し、出発した…
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