到着…

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私は倉庫から立ち去った…    セイには悪いことをした… ……ゴメンね… ……セイが 「お前らにとって俺は戦争の駒」 って言われた時、本当に悲しかった… 私は一度もそんなこと考えた事なんてなかった… けど、セイにはそう見えたんだなぁ… 私はセイのためにみんなにセイの事を話した… みんなはセイの事を引かなかった… 受け入れた… 私はこの時、自分から言ったくせに…セイを避けていた… なんか、セイに腹が立った… 私はそんなこと考えた事なんて無いのに… 何一人で悲劇の主人公気取ってるんだって… 私の気持ちも知らないで… セイはレイのおかげで立ち直れた… あの時も、なんか腹が立った… 私じゃなく、レイの言葉(気持ち)はセイに届いた… そんなレイのおかげで立ち直ったセイ… そのあとみんなに謝っていたセイが… …ムカついた… そしてさっき、セイは私に多分だけど謝りにきてくれた… 久しぶりに感じた… …だけど 私はセイを拒絶した… 私はセイと、こうなりたかったのかな? ……わからない… ……嫌だ…… そして、さっきの戦闘… 後半の状況は明らかにレイが不利… そこに、セイはレイの約束を無視してまで助けにいった… ……その時私はレイに負けた気がした… 勝手な妄想で… セイは暁にいる私じゃなく、命令無視してレイを助けに行った… ……勝手に思った… …私はもう他人… セイは暗闇から救ったレイのために戦うんだなぁ… ……だけど 体が勝手に動いた 気づいたらOPから出て…倉庫に向かっていた…
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