到着…

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……なんで倉庫に来たんだろ… ……セイを見たかったから…? ……わからない…… 倉庫の中に入ろうとした時、セイとリーダーが話をしていた… なんか深刻そうな会話をしていた… だから、入りづらいから入口の前に隠れて盗み聞きした… セイ「………戦いたかった……。」 戦いたかった? セイどうゆう事? セイ「………暁っていう世界を守りたい…。」 暁っていう世界… 暁のクルーを守りたいかぁ… …けど、その中には私はいないよね… セイ「……………けど、アヤは特別…… ………他人って思われても守る…! 大切な人だから…」 …えっ!? うそ…!? ……セイ……!! そのままその場に崩れたようにしゃがんでうずくまった… ……ゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメンゴメン!! 私は、そのまま走った… ……私は自分自身に苛立ってた… 私はセイの気持ちを理解していたと勘違いしていたんだ… 私に頼って来て欲しかった けど、来なかった… そんな勝手な私に苛立ってセイに八つ当たりしてたのかなぁ… 気付けば甲板に出ていた… 私は顔をあげ、夕日の赤に染まった空を見つめた… アヤ「………ぷっ!…ハハハ!!笑)」 私は大笑いした… 涙を出しながら笑った… アヤ「………ハハハ…ハハ…ハ…… ……私……セイの事……いつから…… ………。笑)」 アヤ「………セイ……。」 ……落ち着いたら戻ろう… ……そして……謝ろう…… アヤ「……ふぅ…。 よし!…行こっと!」 顔を叩き、気合いを入れて振り向いた… セイ「……………アヤ……?」 ……えっ!? …い、いきなり…な、なんで居るの!?
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