到着…

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レイ「……よし!じゃぁニブルまでもう少しだ! それまでにアヤと仲直りしとけよ!笑)」 セイ「……はぃ…。」 コバルト「……複雑そうに見えて、意外に簡単なのかもしれないな!!笑)」 セイ「コバルトさん!?」 コバルトはセイの後ろから現れた レイ「……そうだぞ!」 レイはセイに肩を叩き、耳元でコソコソっと教えた… レイ「ーーーーーー。」 セイ「……えっ!?…本当ですか!?」 セイはレイとコバルトの顔を見た… 2人ともうなずいた… コバルト「…坊主!行ってこい!!」 コバルトは親指で倉庫の入口を指差した セイ「……ありがとうございます!!」 セイは走って倉庫を出た… レイ「……若いですね。笑)」 コバルト「……だな!!笑)」 レイ「……あの2人を見てると、昔思い出します。私もあぁでしたから…。笑)」 コバルト「……そうか…。 確かお前、息子がいたんだよな?」 レイ「……はい。」 コバルト「……そうか…。」 コバルトは察して、詳しくは聞かなかった… …本人から聞くべきだと思ったんだろう…ーー甲板入口前廊下ーー セイ「……はぁ、はぁ、はぁ!!」 ……アヤ…!! さっきレイが教えてくれた レイ「……アヤ…さっきまでそこにいたぞ? ずっと俺たちの会話聞いてた。 …あいつは甲板に行ったな。 泣くときは甲板に行くんだよ…あいつは。 だから、お前の気持ちと …今までの謝ってきな。笑)」 レイはセイにこう教えてくれて今、甲板まで走っていた… ……走らなくてもいいのに 走っていた…… 廊下の薄暗い中、先の方には夕日の赤っぽいオレンジの光が走って近づく度に大きくなっていった… アヤ「…………!!」 微かにアヤの声が聞こえた… ……アヤ…!! …バーン!! セイ「………アヤ……。」 甲板に着いた アヤが甲板から出ようとしていた…
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