親友…

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キルは悶え苦しんでいた 汗がいくつも流れ落ち、シーツを握る姿は何かをこらえている雰囲気だ 外の雨は強くなり、風も部屋の窓を叩き初めた キル「………ぐっ……がっ……!!!!」 ついには涙も流し、気絶した ………死にたい……… ーーニブル基地ーー レインが集合をかけて集まった場所はニブルの基地の作戦室 部屋は広くそこには大きなスクリーンがある 部屋の真ん中にも大きな四角形の台もあり、そこの上にもスクリーンと同じものが写っていた スクリーンの前にはレインとさっきまで見なかったレイの姿があった 真ん中の台を囲む様に、暁クルーはレインを見ていた レイン「こんにちは皆さん。これから話すのは暁のミッション。 これは重要な内容で、かつ危険な任務です。 だから、我々反逆軍ノスタルジアの要…暁にしかできない任務でもあるのです。」 セイ「危険な…って…。 どうして俺たちじゃなきゃいけないんだ?」 レイン「……部隊の力の差です。」 セイ「力の差?」 レイン「暁で所持しているMSは古代機の「インフィニット・ジャスティス」 ローレライ最新MSの「ZERO」 元ローレライ軍の戦闘隊長を勤めた軍人や… ……クリエイターの「バーサーカー」の力を持つ者…。」 セイ「……………。」 レイン「ここまで強い部隊はないです。 だから、このプラン(作戦)をあなた達に任せます。 よろしいですか?」 アヤ「はい!」 レイン「ありがとうございます。笑)」 レイ「よし!じゃあ俺からプランの内容を話す!」 レイは前に出て、スクリーンに世界地図を映した レイ「まず、プランを話す前に今の戦況状況を話そう。 まずこれを見てくれ。」 世界地図の上に、いくつか赤い点が数個ついた レイ「この赤い点は大体予想できただろ? 赤い点は反逆軍ノスタルジアの基地。 今の現状はこうだ。」 赤い点は数個あったが、その半分以上の点に×がついた セイ「まさか……。」 アヤ「そこまで……私達の基地が…ローレライ軍に壊滅させられたの…。」 レイ「………ローレライ軍はもう我々の基地を半分以上潰してくれたのだ。」
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