親友…

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セイ「っ!!」 レイン「!!!!!!」 横を通り過ぎた瞬時にセイはレインの腕を掴んだ そのままどちらも動かなくなった レイン「…………何ですか?私は自分の部屋に戻り独りになりたいんです。」 セイ「………… ……えーっと… これは……。」 レイン「……だったら放してください!! そして…独りにさせてください……!!」 レインの肩は震えていた 後ろからでも分かった 泣いてる… セイ「……… ……キルなら…… 多分、こうしてレインを引き止めたと…思う。」 レイン「……!!!」 セイ「……そして、レインの気持ちを尊重しろって言うと思う。 レイン?…何て言ったらいいか分からないけど… 自分を殺しちゃだめだ…!」 レイン「……っ!!!!」 セイ「だからレインの思った事すればいいと思う。 誰もレインを責めないよ。レインを責める人なんていない。 みんな、レインの味方だから。笑)」 レイン「……………。」 セイ「俺がみんなにお願いする。 ってか俺自身キルが気になる。 だから、友達からのお願いだ。 ……キルに「セイは生きてる」って伝えて欲しい。」 レイン「…………。」 セイ「……………。」 レイン「………… …………かですね。」 レインがボソッと何か喋った セイには聞こえなかった セイ「レイン?何て言った?」 レイン「………… ……本当に…バカですね。笑)」 セイ「なっ!? つか、これでもキルより頭いいぞ!?」 レイン「分かってますよ。笑)」 振り返ったレイン 今のレインの笑顔は輝いていた レインはセイに握られた腕を片方の腕で握り、輝いた笑顔で言った レイン「今から向かいます。 ……日本に!笑)」
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