始まり…

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アヤ「……くっ……!」   セイ「うあぁぁあ!!!」 MSの戦闘は思ったより激しかった しかも… このMS、圧されてないか? まさか…このまま… …死ぬのか? この女も息が上がってる それに…操縦が…曖昧なのも解る この人、パイロットじゃないのか? 兵「今だ!!!!!!」 一機のMSが襲ってきた…!!   こっちもすぐに避けるが… 「きゃあ!!!!」 セイ「っ!!!!」 このMSはバランスを崩し、尻餅を着いた   その衝撃は意外に激しく、女は気を失ってしまった…   セイ「……イテテ…。     ……あれ!?君!? 大丈夫か……―――――   ……あ   この女を抱き抱えた時に顔がはっきり見えてしまった 知ってる人の顔 …もう、会えないと思ってた人だった セイ「……アヤ……?」   …ビィー、ビィー!!   ヤバイ!! アラームが鳴り響くコックピット   気付けば敵はもう目の前まで来てる!!   ……殺される……!!   ……や、やだ……  まだ、生きたい……!! セイ「…………くそっ!!」 とっさに俺はコクピットのシートに乗り、 ……アヤを……抱く感じて、この「兵器」動かそうとしていた…   自分を…守るために…!!  セイ「………まずは…    俺なりにコイツを修正しないと…!!」   …まて、何でそうする? 俺、MS見たのも初めてだし…尚更乗った事もないのに 何、調整してんだ? キーボードを下ろし、調整を開始した…   それをしながら俺はこいつを操る 敵が攻撃しても回避を簡単にしてみせた   調整する度にコイツは俺になるって感じる   逆に自分が操られてるのか…? ―――――――― ローレライ兵達はZEROの様子に気づいた 兵「……ZEROが……動きが速くなってないか?」   兵1「…た、隊長!!全然追い付けません!!」   隊長「一斉射撃!!」   ドドドドドドッ!!!! ローレライ軍MS部隊はガトリングガンを撃ち放った …けど、敵の弾丸を交していく   徐々にZEROとセイが1つになり始める
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