人…

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ーーローレライ ・オホーツク基地ーー ライ「…………ふっ。笑)」 ライは仮面越しに部屋から外のオホーツクの海を見ていた …コンコン! ライ「誰だ?」 1人、部屋に入ってきた 「ライ準総長にお電話です。 ローレライ本部、科学班長「ガイラ・ローツン」様からです。」 ライ「………… ……分かった。下がれ。」 「はい。」 扉が閉まり、ライは椅子に座り机にあるリモコンを押した その瞬間に窓がカーテンで閉まり、電気が消えてスクリーンが出てきた ……ピッ!! スクリーンに写したのは1人の科学者だった ライ「あなたみたいな「引きこもり」から連絡されるなんて、珍しいですね。 …ガイラ・ローツンさん。」 ガイラ「ふっ…。笑) 相変わらずムカつヤツだな。」 ライ「……ところで…「計画」は進んでますか?」 ガイラ「あぁ。ついに明日、「計画」の第1段階に入る。 「あれ」があそこにあるんだ……やっと…。 まぁ、あとは任せろ。 そして「計画」の成りを黙って見学してろ。」 ライ「……そうさてもらいます。 「あれ」に当てられるのは嫌ですからね。 まさか「あれ」があんな所にあるなんて…。 しかも、「最高兵器」まで。 だから見つからないわけだ。 あの国には本当にお世話になりましたね。 後々面倒なので、こちらで潰しておくように上に伝えときます。笑)」 ガイラ「……やっぱり相変わらず……非道だな。笑)」 ライ「いいえ。私よりヒドイですよ。私の上は。」 ガイラ「………リューク…か…。」 ライ「ローレライ総長には叶いません。 野望のために娘や世界の人々を殺してしまう …人…なんですから。笑)」 ガイラ「まぁいい。「計画」第1話「月へ…」。 さぁ、世界の崩壊の物語がスタートだ!笑)」 ライ「……物語……か…。笑)」
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