人…

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トア「何ですか?その似合わないしゃべり方は。」 トアリーは睨みながら答えた リク「………… ……すいません。お気に召さないですか。笑)」 トア「………全く。」 リク「………ははっ!笑) 面白いお方ですね。そこはやっぱりお嬢様には気分が悪いですか?」 トア「……別に…。」 リク「……… …先日、あなたは「国と反逆軍とは関係ない」っとおっしゃいましたね。 証拠はあるんですか? 我々ローレライ軍はあなたの国、ゲーティアと反逆軍は同じって考えを持つようになりまして。 あなただったら「噂」のお話し…知っているんでしょ?笑)」 トア「その笑顔、やめてください…敬語も。仮に私は「捕虜」ですよ。」 リク「一応あなたはゲーティアのお嬢様って思っていますので。 あまり手を出せないんです。この形で許して貰えませんか?」 トア「……私はゲーティア…いいえ、お母様には反対でした。 どちらかと言うと「世界の王」に賛成でした。 あの事を知るまでは。」 リク「あの事とは?」 トワ「ローレライ軍の犬に言っても仕方ないです。 お気に召さないですから。笑)」 リク「………流石、あなたの作り笑いは。 私はあなたの考えを知りたい。教えてください。」 トア「……あなた達、「世界の王」は世界を滅ぼす。 私、人間を全て…殺す。 ゲーティア…お母様は…世界を欲している。 どちらも賛成できないから反逆軍に居たんです。 私も…あの人の意思を受け継ぎたい。」 リク「………「あの人」とは?」 トア「…………「サヤ・カミキ」。」 リク「…………。 (……また…カミキ……か。)」 トア「…………。 …悲しい顔…。」 リク「………はい?笑)」 トア「その顔が本当のあなたなんですか?笑)」 リク「………御冗談を…。笑) …明日、この場所を変えます。それまで我慢してください。 ……それでは。笑)」 リクは立ち去った トア「………何なんですか、あの人…リク・アイズ…。」 ーーーーーーーーーーーー リク「………トアリー・マリア…。 まさか俺の内を読めるなんてね。笑) 素の俺、あいつらの時の俺を見た…か…。」
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