人…

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…そして 兵「トアリー様。」 リク「……移動してください。 あなたはここはやはり似合わない。」 トアリーは疑う様に檻から出て、リクと1人の兵と同行でグルーア艦を離れた ーーーーーーーーーーーー リク「………ここです。」 トア「……ここは……私の部屋…。」 リク「やはり。ここの基地の中でも大きい個人部屋だったので…もしかしたらと思いまして。 …いかがですか?笑)」 トア「……私に対しての嫌みですか?」 リク「いいえ、あなたはこちら側のお人。当然の配慮です。 ただし、鍵を変えました。 ここに居る間は外から鍵を閉めさせて貰います。 こちらからの連絡などは教えます。 ここの物は外に出なくても大丈夫ですよね。笑)」 トア「……なかなかの「配慮」ですね。 おトイレもありますし。笑)」 リク「お嬢様がおトイレなんて使って良い単語ですか?笑)」 トア「………そうですね。」 リク「……それでは私はこれで。 この者が詳しく要件をお伝えしますんで。…それでは。」 リクは部屋を出た 兵「……この部屋にいる条件をお伝えしますので ……まず、電話は……」 トア「電話の線が無くなっているし、少し小物もずれてる。 …多分監視の為のカメラか盗聴機…。 …私は女だってのに。笑)」 兵「……トアリー様?」
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