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リク「我々はここを離れます…上に呼ばれたので。
そしてここは前線のための拠点として使わせてもらう。
だが、トアリー様はお逃げください。
そして、反逆軍など辞めてもらいたい。
次にあなたと会ったら引き金を引かなくてはならない。」
トア「………嫌だといったら?」
リク「わがままなお嬢様だ。
また、お会いしましょう。戦いの場ではない場所で。」
トア「じゃぁ、「トアリー様」なんて呼ばないで下さい。
「トア」でお願いします。あなたにはそう呼んで欲しいです。笑)」
リク「……いいんですか?俺みたいなやつがそう呼んで。」
トア「はい。なので私も「リク」と呼ばせて貰います。」
リク「……ありがとうございます。
もし、反逆軍にもどるなら…「セイ」と「アヤ」と言う者に会ったらその人達に俺があなた…トアに話した事を言ってください。
「反逆軍は辞めろ」と…。」
トア「お友達ですか?」
リク「あなたに似ている人達です。」
トア「言っても聞かないですよ?私に似ているなら。」
リク「そうでしたね。」
リクは部屋を出ようとした
トア「さっき「トア」と呼んでくれてありがとうございます。」
リクはそのまま立ち止まらずに出ていった
ーーーーーーーーーーーー
そしてリク達が離れる時
ーーブルー基地ーー
リク「逃げてください。
あなたは自由です。安心してここ(ブルー基地)を離れてください。」
トア「……そうですね。」
リク「……再会の約束ということで…。」
リクはトアに手を差し出した
トア「はい。また…お会いしましょう。
生きていてください。」
トアはリクの手を握り互いに握手した
ーーグルーア艦ーー
リク「グルーア艦…発進します!!」
グルーア艦は高く飛び立った
トア「…………。」
トアはグルーア艦が見えなくなるまで見届けていた。
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