人…

16/25
前へ
/689ページ
次へ
セイ「走れますか?」 セイは手を差し伸べながら質問した 「えぇ。」 セイは返事を聞いた瞬間にその子の手を引っ張り、ZEROのコックピットまで走りだした 「あ、…きゃっ!」 「ZERO動く気配がありません。」 艦長「動かない方が都合が良い!! 早く迎撃せよ!!」 「YES!! 我が隊!フォーメーションAだ!」 1つの隊が空中に昇り、急降下しながら一斉に射撃を始めた ダダダダンッ!! 上から注がれる攻撃でZEROまで走っているセイ達はなんとか回避しながらコックピットに近づいて行った そして… セイ「危ない!!!!」 弾丸が当たりそうになり、セイは女の子をかばった セイ「くっ!!」 「!!!!!!」 セイはその場に倒れこみ、その下に女の子がセイに被さった 「だ、大丈夫ですか!!!!」 セイ「………っ!! へ、平気……です……。」 なんとか踏ん張り立ち上がったセイは女の子の手を引っ張り、またZEROまで走りだした セイの腕はパイロットスーツの上から赤く染まっていた セイ「………はぁ…はぁ…。」 さっきより明らかに走る速度は遅かった 「隊長!!ZEROの近くに人が2人います!」 「何っ!? …あのスーツは反逆軍の!!1人はZEROのパイロットだな。 奴に狙いを変える!」 「ですが隊長!!もう1人は確認できませんが一般人じゃないですか!?」 「かまわない!殺ってしまえ!!」 そしてまた、上昇していった さっきの攻撃がくるのがセイは気付き、次はヤバいと感じた セイ「早く……早くしないと…!!」 敵のMSが上昇し、急降下し始めた また、弾丸が降り注いだ 今度は明らかにセイ達を狙って セイ「………あと……もう少し…!!」 そして セイはコックピットに昇れるワイヤーを掴んだ
/689ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加