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セイ「…くっ!!」
セイの腕の傷のせいで、ワイヤーを掴める握力が無くなっていた
セイ「…ここまで……来たのに…殺られる訳には…いかない!!」
最後の力を振り絞り、セイ達は上に上がりやっとコックピットの中に入った
……ブォーン……
セイはキーを打ち、機動し始めたZEROの瞳は光った
そしてコックピットのモニターが映り、外が見え始めた
セイ「………作戦…第二段階目に突入する!」
「ZEROが動いた!?…パイロットめ…死んでなかったか…運がいいな。
ZEROをパイロットごと殺ってしまえ!!」
「隊長!?ZEROが逃げていきます!」
「なに!?」
ZEROは立ち上がった瞬間、
…逃げた
艦長「何してる!お前ら!!早く追え~!!」
「イ、YES!!」
ーーZERO
・コックピットーー
「あ、あの…。
戦わないんですか?」
セイ「そりゃぁ…逃げますよ。
「ここ」では戦えませんから。笑)」
「……そうですか…。
それより腕は?…あと足も痛そうでしたね。」
セイ「なんとか大丈夫です。」
「そうですか?」
セイ「もう少しで仲間の所に行きますから大丈夫ですよ!
あなたは何故あんな所に?
反逆軍の人ですよね?
ARRKからのSOSでしたし。」
「はい。そうです。
本当に助けてくれてありがとうございます。笑)」
セイ「いえいえ。笑)
…おっと、通信。」
…ピッ!
セイは通信を開いた
勢いよく
アヤ「セイのバカ~!!!!
艦長命令無視と勝手な行動はするな~!!!!」
セイ「うわっ!!アヤ!?
悪かったよ。笑)」
「………!!
(………セイ…アヤ…
…まさか…この2人があの人の言っていた…)」
アヤ「ってか、セイ!また同じ事したよね?何回目で分かってくれるのよ!
だいたいセイは………
……あれ!?」
セイ「……?
…アヤ?どうした?」
アヤ「そ…その方は…
…えぇっ!?「トアリー」様!?」
トア「はい。私は「トアリー」です。笑)」
セイ「へっ!?」
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