人…

22/25
前へ
/689ページ
次へ
トアリーはアヤを連れて「ある場所」に連れていった そしてある部屋の扉の前に立った アヤ「ここは?」 トア「私の部屋です。」 部屋の扉を開けると、そこには広い空間があり、大きめなベッドがあった ベッドには誰か寝ている用な膨らみにアヤは気づいた アヤ「…誰か…寝てますか?」 アヤはコソッとトアリーに質問した トア「はい。ベッドで寝ているのはセイですよ。」 アヤ「はいぃ!?!?」 アヤは驚きと、少し疑う目でトアリーを見た トア「医務室のベッドよりこちらの方がいいと思いまして、先ほど移動してもらいました。」 アヤ「は、はぁ…。」 アヤは少し嫌と感じた トア「……ふふ…。笑) 少し嫉妬しましたか?」 アヤ「えっ!?し、嫉妬!?」 アヤの顔が赤く染まった トア「セイはあなたの何ですか?」 トアリーは真面目な顔をしてアヤに聞いた そのトアリーの顔つきは今まで出さなかった顔つきでアヤは怖くなった アヤ「……え…えーと……。」 トア「彼女ですか?」 アヤ「……えっ? …か、彼女じゃないです… ……あの頃と同じ…「友達」です。」 トア「………「友達」…ですか…。 セイとの付き合いはどのくらいですか?」 アヤ「……セイとは…中学からの友達で……いつも私を入れて3人で仲良くしてました…。」 アヤはなぜか気まずそうに答えた トア「……3人で?」 アヤ「はい…。 もう一人、リクって人がいて…いつも一緒に遊んでました。」 トア「………リク……。」 トアリーはうつ向きながら呟いた アヤ「……もうあの頃みたいに遊べないですがね。笑)」 アヤは明らか苦笑いをして喋った ………しばらく沈黙した そしていきなりトアリーは笑った トア「………ふふ。笑) すみません。尋問みたいな質問しちゃって。」 アヤ「えっ!? ……は、はぁ…。」 トア「大丈夫ですよ。 あなた…… いえ、「あなた達」の事…真実を知りたくてこんな質問の形をしてしまいました。笑)」 アヤ「…は、はぁ…。 えぇ~!?!?」 アヤはテンパっていた
/689ページ

最初のコメントを投稿しよう!

583人が本棚に入れています
本棚に追加