人…

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アヤ「ど、どうしてですか!?」 トア「その前に私に対して敬語はやめてください。」 アヤ「……えっ!? は、はい。 (……ま、またか…… 上の人に敬語で話す癖が付いてるからなぁ… 前にレインとか…この人とか、お嬢様は敬語嫌いなのかなぁ?)」 アヤは疲れたと内心思った トア「そうして下さい。笑)」 アヤ「はい……じゃなくて… …うん。」 アヤは上の立場の人に対して慣れない「タメ語」を使う努力を始めた アヤ「……えっと…トアリーは…なぜ…私達の事を? 出会った時からトアリーは私達の事を知っている用な仕草だった…。 なぜですか?」 トア「…………えーと…まずは…。」 アヤ「…まずは…?」 トア「……セイを起こしましょ?笑)」 アヤ「セイを…起こす?」 トアリーはセイの寝ているベッドに近づき、起こそうとした セイ「………ぐー……」 セイは起きない 起きる気配がない トア「起きませんね。 2人に話さないといけませんのに。」 アヤ「トアリー? セイを起こすなら私に任せて! 中学で経験積みだから。笑)」 アヤはベッドに近づきセイの頭を確認した そしてアヤはニヤリと笑い… ……バチーン……!! セイ「うわっ!?!?」 セイの頬を平手打ちが当たり、いい音を奏でた セイ「いでででで!!!!」 セイは打たれた頬を両手で支えながら、のたうちまわっていた アヤ「これ久しぶりにやったなぁ…。笑)」 アヤは懐かしい感じと快感に浸っていた セイ「ア、アヤ!!!! 何だよ!?いきなり!!」 アヤ「ごめんね!! けど懐かしいでしょ!? この起こし方!笑)」 セイ「俺が起きないからって…マジで痛いから…。 あの時も死ぬかと…。」 トアリーは呆然と立ったまま トア「……何ですか…それは…?」
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