人…

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アヤ「これは…前にも中学の時、セイが放課後になっても起きない時があって…。」 セイ「それにキレたアヤが俺の襟を掴んで……平手打ちを…。」 アヤ「その言い方、私が悪いみたいじゃない!!」 セイ「もっと、マシな起こし方ってあるだろ!!」 アヤ「……普通に起きないから平手打ちで丁寧に起こしてあげたんじゃない!」 セイ「どこが丁寧だ!!」 アヤ「丁寧じゃない!!」 それを聞いていたトアリーは吹き出すように笑った トア「ふふっ!!笑) ふ、2人とも…や、やめてください…!!笑)」 トアリーはお腹を押さえながら笑った セイ「………ア、アヤ……?」 セイは驚いた顔をしていた 何か、思い出すように アヤ「………うん…「同じ」だ。」 アヤもセイと同じ表情だった トア「………ど、どうしました?笑)」 トアリーはまだ笑っていたが、2人の顔の変化に気付き頑張って質問した アヤ「あの時と今、「あいつ」とトアリーが同じたったんだよ。」 トア「えっ?どうゆう意味ですか?」 アヤ「あの時もセイと口喧嘩してて、私達を見ていてたあいつ…リクがいきなり笑いだしたんだよ。」 セイ「そうだ! リクもトアリー様みたいに腹押さえて 「2人ともやめろよ!笑)」 って言ってたなぁ…。」 トア「……リク…ですか。」 セイ「リクっていうのは中学時代からの俺たちの親友です。 俺とアヤ、そしてリクと3人で遊んでたんですよ! って…こんな事、トアリー様に話しても仕方ないですよね。 すいません。 ですから気にしないでください?笑)」 トア「……… …「リク・アイズ」。」 セ・ア「「っ!!!!!!」」 トアリーは静かにリクのフルネームを言った それを聞いた2人は呆然とトアリーを見つめた トア「今は私達の敵であり、暁が狙う「アサルト」に所属するローレライ軍MSパイロット「リク・アイズ」 …ですよね?」 セイ「ど、どうして…。」 アヤ「………!! ……ト、トアリー… あなた、まさか…リクに!?」 アヤはトアリーの「話したい事」の内容を悟った トア「………はい… アヤの思っている通りです。 私はあなた達の親友の 「リク」にお会いしました。」 アヤはこれ以上言葉が出なかった
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