決着…

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ーーローレライ軍 ・オホーツク基地ーー 「上空のアサルト艦に向けて射出!!」 オホーツク基地から1つ小さい艦が出てきた レイ「ライよ…。 お前の仕事は終わりだな。」 ライ「お前には渡さない。 私が作り上げたんだ…ここまで…! 私は…お前を…世界を手に入れる!!」 レイ「ふふ…。笑) ライ、お前は逆らう事はできない。 ……絶対にな。」 ライ「まだ、わからないだろ?」 レイ「わかるさ…。 お前は俺なんだからな。笑)」 ライはモニター越しのレイを睨んだ ライの周りのオペレーター達は驚いていた モニターに映る 「レイ」と そこで指揮をとっていた 「ライ」 2人の顔…多分姿までそっくりだった。 いや、「同じ人間」に感じた 双子でもここまで「同じ人間」にはならない だか、レイとライはまさに「同じ人間」だった ライ「………私は、この運命に逆らう!! …決着だ…レイ!!」 ライはOPを出た 「準総長!?どこに!?」 ライ「お前達は下がれ!! …私はあれを使う!!離れとけよ…!!」 「……あれ…? …まさか!?」 ライはMSパイロットのコートを着て、さっきオホーツク基地から届いた「あれ」の前に立っていた ジャスティスはずっとアサルトを見つめていた レイ「……逆らうか…。 無理なんだよ…。 俺らの運命は…。」 …ビー!! アサルトのハッチが開いた ライ「……この力…この力で私は…お前から「グランド」を奪ってやる…!! 行くぞっ!! 「プレジデント・ガンダム」!!」 アサルトからMSが射出された レイの前に現れたMSは漆黒の装甲でラインが赤く光っていて… 背中部分にはそのMSの象徴を表すように4つ …右上、右下、左上、左下にそれぞれ「筒」のような物が伸びていた さらに、その不気味なMSのブースターはキラキラと光る火花みたいな物を発していた そのキラキラ光る火花を見たレイは気づいた レイ「……そのブースターの火花… …「核粒子」だな…。 やはり、「伝達」は正しかったのか…。 見つけたんだな? …「核」を…。」
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