決着…

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セイ「レイ!!答えてくれ、レイ~!!」 セイもジャスティスに向けて通信を入れた だが、返事は無かった セイ「…くっそ…!!」 セイは見上げて、空中にいるプレジデントを睨んだ セイ「…お前が…レイを…。 …レイを!! お前は誰だ!!」 そのプレジデントから通信が入った ZERO、暁のモニターに…プレジデントに乗るパイロットが映し出され セイ達は凍りついた セイ「…レ、レイ…?」 映し出されパイロットは正にレイだった アヤ「…な、なんでリーダーが…?」 誰もが混乱した ジャスティスに乗っているはずのレイが… そこに浮いている謎の黒いMSから受信したモニターにレイが映っていた ライ「……悪いがもう俺はレイじゃない。 「弟」の名はもう要らない…。」 アヤ「……あなたは誰…? どうゆうこと?」 ライ「……俺の名はライだ。 いや、少し前までは…「レイ」だった。」 セイ「……どうゆうことだよ…? お前は誰なんだ!?」 セイも混乱していたが、 …「嫌な感覚」がよぎった ライ「……俺たち兄弟は作られた兄弟なんだよ。」 みんな驚きを隠せなかった 作られた兄弟 ライ「………俺らは、ある人に作られた。 その人の後継者として。 兄のライ。 弟のレイ。 双子だが、兄は優秀で完璧だった 弟は兄に及ばなかった だから兄…ライは後継者で 弟のレイは、予備… つまり影武者として、それぞれ宿命を授かった。 そして、作られた兄弟はある能力を持って生まれてきた。 それは、「精神の変換」。 器がそのままで、 中身が他人 その最初の実験で俺たちは変換された。 レイの体にライの精神が ライの体にレイの精神が 後継者になるライを生かすため、予備として弟の体だけが必要だった。 兄の体が使えなくなれば、精神を変えて弟の体に入れる。 そうすれば、ダメになった兄の体と弟の精神は一緒に死ぬ。 その代わり、兄の方は完璧な精神を弟の体に宿し… 弟の体でも兄が生き残れる寸法だった。」
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