ZERO

死…

…世界は今、戦争をしている

全ての人類は自由を手に入れた

好きな所に行き、好きな人達と暮らす世界

だから世界には国境は無くなった

それを作ったのは
「世界の王」

その機関は人々に愛された

全ての人類に自由をくれたから

だが、「世界の王」の真の目的は世界を…人類を破滅させること

大昔、「クリエイター」と呼ばれる、作られた人間と人間が戦争をして

「クリエイター」は人間が放った「核」で消滅した

「世界の王」はそのクリエイターの集い

クリエイターだけの世界を創るため人類を「核」で滅ぼそうとしている

その「核」が今、放たれようとしていた

ﾗｲ「…俺を止められるのか？…セイ…。

…死ぬぞ。」

ｾｲ「……けど、あんたを…

通す訳にはいかない！」

ﾗｲ「……このMSは「核」で作られたMS。

ZEROでも止めることはできないぞ?」

ｾｲ「……俺は、戦わなきゃいけないんだ!!」

セイの眼は紅く染まり、ﾊﾞｰｻｰｶｰの力が解放された

ｾｲ「………力を…みんなを救う力を!!」

セイは先に「コード」を入力した

ﾗｲ「行くぞ!!」

ﾌﾟﾚｼﾞﾃﾞﾝﾄは俊敏にZEROに近寄った

そして居合いの型で腰からﾋﾞｰﾑｻｰﾍﾞﾙを振った

ZEROはギリギリｼｰﾙﾄﾞで弾き、ｲｰｸｽのﾌﾞｰｽﾄを開いた

ｾｲ「うおぉぉ～!!」

ZEROも腰からﾋﾞｰﾑｻｰﾍﾞﾙを抜き、ﾌﾟﾚｼﾞﾃﾞﾝﾄに向かっていった

ーー暁ーー

ｱﾔ「……………。」

アヤは崩れたまま、泣いていた

誰もしゃべらないOPはアヤの泣き声で響いていた

…ﾋﾟｰ

倉庫から通信が入った

コバルトからだった

ｱｷﾊ「…どうしたんですか？」

ｺﾊﾞﾙﾄ「どうしたもこうしたもねぇよ!!

…あいつは誰なんだ!?」

ｱｷﾊ「…あいつ…？

あ、ｼﾞｬｽﾃｨｽの!?」

ｺﾊﾞﾙﾄ「そうだよ!!
こいつ…こんな顔でも…

…レイ…じゃねんだろ？」

コバルトは悔しい顔をして言った

ｱｷﾊ「……うん。」

ｺﾊﾞﾙﾄ「一応、ｼﾞｬｽﾃｨｽの修理と燃料を詰めと…

おいっ!!
怪我人は邪魔すんな!!」

コバルトから通信器を奪った

ﾚｲ「…おい！…OPはどこだ!?」