死…

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その頃、前線では激しい戦いが繰り広げられていた 広い平野にたくさんのMSやMA(モビルアーマー)や戦艦… 地上から空中にいたるまで火花が散っていた ーーグルーア艦・OPーー 「第一、第二、第三、部隊消息を断ちました。」 副艦長「…なかなか持ちこたえてますね。」 リク「……わずかだが…押されている。」 副艦長「……そうですかな? 私の目からはこちらが押してますが?」 リク「反逆軍の事を言っているんです! 反逆軍は全勢力をもって対抗していたが、もう力尽きてしまう…。」 副艦長「…敵に心配をかけるとは… いけないと思いますが? 相手は「世界の敵」…ですぞ?」 リク「敵ではない! …立派な「人」なんだ。」 副艦長「……あなたは 「神」になったつもりですか?」 リク「……っ!!!」 リクは不意に思い出していた 「あなたは神になったつもりか?」 リクがトアに言った言葉だった リク「(……俺こそ…神になったつもりでいたのかな…) ……。笑)」 リクはなぜか笑った 副艦長「なぜ笑っているんですか?」 リク「いや。何でもない。 この戦いを終わらせてみせるよ! 中盤の兵を前線に! あと、指揮は副艦長…あなたに任せる。」 副艦長「…リク艦長!!なぜ!?」 リクは立ち上がり、OPを出ようとした リク「……ちょっと出てくる。」 …リクはそれを言い残し、OPを出ていった 副艦長「…あの青二才… 訳がわからん。」 リクはフリーダムに乗り、グルーア艦から出た リク「……トア…。 悪いが早くこの戦いを終わらせる。 終わらせて… トアをローレライ軍に…!!」 フリーダムは全速力で敵地のブルー基地に向かった
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