死…

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アヤはセイが何でいないか説明した トア「セイが…。 私達の知っているレイ…つまりライと戦ってるんですね。」 アヤ「…はい。」 トア「………アヤ? このシナリオを壊してみせましょ?」 トアリーは手を出した アヤ「ありがとう。」 アヤはその手を握った ―――――――――――― ――オホーツク上空―― ……ガシュン!!!! セ・ラ「「うおぉお!!!!」」 ZEROはシュナイに換装してお互い、ビームサーベルで対立していた ライ「やはりお前は芯から強い!! 短期間でここまで…。 お前がいては、俺の「野望」は上手く行かないな!!」 セイ「くっ!!」 プレジデントの攻撃力は高く、ZEROの接近用のシュナイでも押されていた ライ「だが、そのZEROでは俺には勝てない!! どんなにCASを繰り返しても結果は同じだ!!」 セイ「っち!!!!」 プレジデントの振ったビームサーベルはシュナイの持つ二本のビームサーベルを一気に弾いた ビームサーベルが飛ばされたZEROは、シュナイの装備する大きなシールドから剣を抜いた 今度はビームサーベルとは違い、対MS用の鉄っぽい剣だった。 セイ「はああぁあ!!!!」 ZEROはすぐに体勢をプレジデントに向けて、突っ込んだ ライ「そんな攻撃、当たらないぞ!!!!」 ZEROが振った剣をプレジデントのシールドではらって、直ぐ様に蹴りを入れた セイ「うわっ!!!!」 ZEROとプレジデントの戦いはオホーツク海まで進んでいた ZEROは海に墜ちそうな瞬間にペダルを踏み込み、再び体勢を立て直そうとした ライ「……何故諦めない。 力の差がお前に解らない筈がない。 なのに何故、お前は俺に歯向かう!?」 セイ「うるさい!! 俺が諦めない理由!?何で解らないんだ!! それを教えてくれたのは… あんただ!!!!」 ライ「……俺が?」 セイ「……あんたが…俺に教えてくれたんだよ…。 俺を強く育ててくれたのもあんたなんだ…。 俺はあんたを…父親だと思っていたのに…… ……どうして……。」 セイの眼から涙が流れていた
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