死…

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ZEROは何も装備をしていない 真っ裸状態のZEROは明らかに不利だった 装甲も無い分、防御力は無いに等しい セイ「…………クッソ……。」 セイはうつむき、泣いていた ライ「……俺は情けはかけない。 この攻撃で最高の死を贈ってやる!!」 そう言い、プレジデントの背中の4つの筒状の物が両肩の上、両腰に倒れ、ZEROに向けた まさしくそれは「Ray」だった その攻撃でジャスティスに当てて動けなくした 正しく言えば、ジャスティスにかすっただけで動けなくしたのだ そんなかするだけでもヤバい攻撃を装甲がないZEROに向けられているのだ セイ「………クッソ…くそっ!!!!」 プレジデントの「Ray」はチャージを始め、先端つまり銃口部分が光始めた ライ「………最後に言い残す事はないか?」 セイ「………約束…… アヤとの…約束……を……。 ……まだ!!!!」 そう言い、ZEROは動いた まだ動く気でいるセイにライは呆れた ライ「最後に足掻くか…。 ……お前はくだらない。 …さよならだ。セイ…」 ……バヒューン!!!!!! プレジデントの「Ray」は放たれた 4つのRayZEROを包むように進み、 やがて、Rayは放ち終わり…両腕、両脚とも無くなり胸部は残っていたが、コックピットの部分は亀裂が入っていた そして、そのままZEROであった塊は墜ちていき…海に沈んだ 墜ちていった瞬間にその亀裂から「赤い液」が微かに見えた ライ「……終わったな。」 ライはそれをみて、確信して目を瞑った …ピー!! ライ「……プレジデントが、ダウン。 …Rayを撃ちすぎたか。 だいぶ、基地から離れた…。 ここだと日本島の方が近いな。 だが、オホーツク基地に戻る力はまだあるな。」 そして、ライはオホーツク基地に戻っていった 海は静かに波の音を立てていた
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