絶…

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アキハ「…だからフユミの言った通り…。 ニブルまでもう間に合わない。 だから、私達は自分の命を守る為に… とにかく、ここ(戦場)から一生懸命に離れなければならないの!」 フユミとアキハの言葉に皆は理解して、しばらく沈黙した この沈黙を絶ったのは意外にもマルスだった マルス「とにかく早く行動を再開しましょう。 我々は今、「急ぐ」事ですから。」 マルスの言葉に皆は頷き、暁も動き出した そして…アヤが寝ている部屋にレイがいた レイ「………ついに動き出したか…。 ……私はこれから……。」 中途半端に喋った後、その部屋から静かに退室した ――月―― 「後、一時間弱で「実験」が始まります!!」 ガイラ「……ついに…ついに……俺の「アルマゲドン」が……!! ……あぁ…早く、全て焼き付くしてしまえ!!!!」 「……………。」 ガイラに報告をした部下が唾を呑み込んだ ガイラは狂ったように笑いだした ガイラ「……早く……早く!!!! あの地球を全て滅ぼせ!! 「アルマゲドン」よ!!!!笑)」 その後ろには厳重に拘束されて座っているローリがいた その姿はやりすぎじゃないかと思わせるぐらいに鎖で縛られていて、 さらに、体には無数の傷が付いていた… ローリは老人… ローリは全然動かないので周りは死んだんじゃないか?と思っている だが、なんとかローリの目は微かだが…開いていた ローリ「…………ハア…ハア…ハア……。」 まだ微かに目が開いているローリを見たガイラは近付いていった ガイラ「………まだ寝たなかったか? …早く寝な!?神よ…!笑)」 そう言った瞬間、ガイラは先程兵から奪ったライフルでズガズガとローリを殴り始めた ローリ「…がはっ!!!!」 しばらく殴られたローリは拘束されたまま堕ちるように横に倒れていった
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