絶…

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――前線―― 前線では激しい戦いが繰り広げられていた それを上空から見下げるようにリクとトアリーが様子を見ていた リク「早く終わらせないと…!」 トア「……うん。行きましょ?」 ジャスティスはゆっくり下に降りていった そして、リクは音量を最大にして言った リク「今すぐ戦闘を中止しろ!! 私はローレライ軍中佐・リク・アイズである!!!! 戦闘を中止しろ!!」 続けてトアリーも言った トア「これ以上の戦いは無意味です! …私はトアリー・マリアです!!!! どうか、私達の声を聴いてください!!!!」 その2人の声に皆は気付き、戦闘が止んだ 「……なんだ?」 「あのMSからか?」 「ローレライ軍と反逆軍が一緒に?」 皆、疑いを持って空高くいるMS…ジャスティスを見上げていた ジャスティスの画面をまず、戦艦に送りそして各隊のMSやMAに送ってもらった 皆に疑いを解いてもらう為にちゃんとリクとトアリーの顔を見せた リク達はヘルメットを取り素顔を見せた それぞれの軍は何で敵同士が同じMSに乗り、さらにその2人は両軍トップの2人だと言うこと 驚きは大きかった トア「皆さん。 私達に耳を傾けてくれてありがとうございます。 …私達は今、危機的状況に置かれてるのです。」 そして、リクは「核実験」のデータを先程と同じやり方で転送した その間、トアリーは口で説明した …危機的状況を… ……そんな戦場は静かになった さっきまで生と死を賭けた命賭けの戦場がここまで静かになったのは初めて見る光景だった そして徐々に 「ヤバいんじゃないの?」 「「核実験」って俺たち敵味方関係なしで殺される!?」 「に、逃げないと!!」 皆は当たり前だが焦り始めた そして、ローレライ軍のグルーア艦からの通信が入った 準艦長「そこにいましたか?心配しましたぞ? …リク艦長。」 トアリーはその人のしゃべり方と裏腹にリクを睨んでる様に見えた
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