絶…

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その二本のレーザーはジャスティスを貫通して更に反逆軍のMSを3機、破壊した 爆発音が響いた 副艦長「ふん!若造が。 死んでは何もできないぞ?」 ジャスティスとグルーア艦を繋いでいた通信は途切れていた ――――――――――― それを見ていた反逆軍MS、MAのパイロット達は怒りが込み上げていた 「トアリー様と仲間が遠距離射撃で撃たれた」 この出来事に怒りに任せて再びローレライ軍に攻撃を再開した そんな中、ジャスティスはいつの間にか地べたに着いていた いや、正確に言えばなんとかトアリーが無理やり操縦してレーザーを避けたが微かに当たった 片腕が完全に持ってかれ、胸部にもダメージを受けてリクとトアリーは気絶 胸部のダメージで動力が止まり、墜落したのだった ジャスティスの上空では再び激しい戦いが始まった どちらも火力という火力を撃ちまくり、それに当たった者は次々死んでいった それでもお互い退くこともなく争っているが、まだまだ実験台になる人間は沢山残っていた ――破滅までの時間は刻々と迫っていた―― リク「…………っく!! ……ト、トア…!?」 そんな中、やっとリクは目覚めた 肩に寄り添うように気絶してるトアリーを起こそうと揺らした トア「……リク…? …私…達は…?」 何とかトアリーを起こした まだ、トアリーは意識が完全ではないが見た感じ、酷い怪我はないらしい トア「……リ…ク……大丈夫?」 トアリーはリクにそう聞いた リク「……まだクラクラするけど、大丈夫。心配ないよ。笑)」 リクも大丈夫そうだ。 その証拠に笑顔を作った トア「……よかった…。笑) ……でも……。」 トアリーは悲しい表情を作った リクにはその理由は解った この争いを止めれる可能性があった2人でも止められなかった結果がこのジャスティスの上空に広がっていたからだ…
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