絶…

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一方… ――ブルー基地―― ブルー基地で待機していたアントア(反逆軍戦艦)の発準備の真っ只中だ 暁もその作業をサポートして急ピッチで進めた ――暁・OP―― ハルナ「……アントア、作業終了。 いつでも出発できるそうです。」 アヤ「………………。」 ハルナ「………あ…れ…?」 ハルナは振り向き、アヤを見た ハルナは…いや、皆はアヤの指示を待っていた だが、 アヤ「………………。」 アヤは肩肘つきながら、ボーと前を眺めていた アキハ「……アヤ…!?」 アキハは大きめな声でアヤを呼んだが、返事も何もなくまだ、ボーとしていた 前に映る外を眺めている様に見えるが、頭の中では確実に違う内容を浮かべてる事が誰もが分かった ナツキ「ダメだな、こりゃ。」 それに呆れたアキハとナツキは同時に溜め息をついた アキハは大きく息を吸い上げた それを見たナツキは先に皆に警告した ナツキ「み、みんな!!早く耳塞げ!!」 そして、破壊的攻撃がアキハの口から放たれた アキハ「…アーヤーかーんーちょーうー!!!!!!!?」 アヤ以外は耳を必死に押さえてそれを防いでいた アキハの「攻撃?」が終わり、皆はアヤが生きてるか死んだか確認した アヤ「…………………はぁ…。」 変わらない。 一言で言えば、変わらない まだ、肩肘つきながら更に溜め息をついていた 皆はそれを黙って見ていた ――――― ……………私は何もできない ………私は誰も救えない …逃げる事しかできない セイと一緒に 戦いたかった …こんな気持ちになるのっておかしいかな? バーサーカーを持ってても何もできない私… 周りから見れば、ただ… 戦いを求めてるだけなのかな?
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