絶…

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――グルーア艦―― 「………………すごい…戦いだ…。」 グルーア艦OPの1人がモニターに映し出された2機の戦いを見ていた その他の人達も、そこから出撃したMSやMAパイロット逹もジャスティスと謎のMSの戦闘を見ていた 見ていたと言うより、入り込む余地を伺っていた だが、全く入り込む余地など全く無かった あの2機の動きは隙は無く、こちらが下手に攻撃をしたら何故かこちらが確実に殺られそうなオーラを感じていた グルーア艦のあの副艦長ですらも2機の戦いに見入っていた 副艦長「…激しい…。 だが、あの準総長の右腕と言う者…あのジャスティスを押してるな。」 だが、呆気なくその戦闘は終わったのだった あの謎のMSもダメージを負った瞬間に、直ぐ戦闘領域を離脱したのだった グルーア艦OPメンバーや、そこから出撃したMSやMAパイロット逹、副艦長は呆然としていた いきなり味方…しかも準総長の右腕の者は敵のジャスティスを仕留めずに離脱したのだ つまり、逃げたのだった 副艦長「な、なんなんだ!?何故止めを刺さないのだ!? 早く呼び止めろ!!」 「………ダメです!何故か通信を拒否してます!!」 副艦長「おのれ…右腕だがなんだか知らんが軍人として敵に直ぐ背を見せる臆病者だったとは…。 右腕の者…ライ様の人選ミスだと伝えねば!! とにかくジャスティスは終わりだ!! 一個小隊だけジャスティスの始末を! 後の者逹とグルーア艦は再び前線の反逆軍を全滅を!!」 一個小隊はジャスティスに向かい、後は方向を変えて再び前線の戦いに戻っていた 謎のMSが去った後ジャスティスは一時、地に着いた リク「………くそっ!!」 …ダン!!!! リク「…くそっ!!逃げられた!! 許せない…許せない相手だったのに!!!!」 リクは悔しいのか…コックピットを叩き、謎のMSを殺れなかった事を後悔していた トア「……リク…。」 トアリーは相変わらずリクに抱かれたまま心配そうに下から眺めていた リクの瞳はまだ、紅く 眼に浮かんだ雫がそれで血に見えた
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