絶…

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リクが手を握った瞬間にジャスティスは動いた 動いた理由など考えてる暇もなく再び高く飛び立った 向かってくる敵に対抗しようと構えた 敵、一個小隊は次々にビームライフルで射撃してきた 小隊はジャスティスがもう動かないと思い込んでいてその射撃には焦りがあった だからビームはあまり大きな動きをしなくても楽にかわすことができた トア「…今のうちです。 どうしますか?ここで敵を足止めをしてもらわないとこちらがピンチになります! …攻撃を仕掛けるなら今の内です!」 リク「わかってる!けど、足止めしたら「核」に……。」 まだリクは、痛んでいる眼に力を入れながらトアリーと話し合っていた 大きく言えば敵を 生かすか・死なすか 見逃したらあの一個小隊はジャスティスを破壊しに来る この状態では逃げ切るなんてもう無理だ それが邪魔なら足止めするか…殺すか どちらにしろ足止めの手段は最終的には「核」に殺られてしまう訳だ リク達はまさに究極の選択だ …ブー!!!! その時、バイブが鳴った それはトアリーの持つARRK(反逆軍専用携帯) のバイブだった トアリーはすぐにARRKを開いた その画面に一通メールが届いたとあり、その相手は「暁」からだった トアリーはすぐにメールを開き、内容に目を通した トア「……えっ? ま、まさか…そんな……。」 トアリーの目は大きく見開いていて、口元が震えていた リクは嫌な予感がした そしてトアリーはジャスティスの操縦を止めてしまった そのままジャスティスは止まり、チャンスと見た敵の一個小隊は動かない的を狙らい定めて攻撃を仕掛けた リク「トア!!!敵はまだいる!!早く操縦しろ!!!!」 トア「……………。」 まだ、ARRKから目が離れない リク「トア!!!! っく…そ!!!!!!!!」 リクは全身に力を入れてジャスティスをトアリーを支えるだけの操縦ではなく今度は直接操縦した いきなり激痛が走る バーサーカーの使いすぎで体の各部分が悲鳴をあげていた 普通の瞳に戻っていても何故か操縦すると眼が痛みを増して徐々に視界も霞んでいく…
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