絶…

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OPの皆は、レイがほっとけなかったのだ 嬉しい話だが、それとは裏腹に皆は暗い話しになるのは避けたかった… 「核」の力は自分の想像と比べ物にならない位に大きい力だった そんな大きい力に人は勝てるのか? 皆まだ、ちゃんとした実感がないのだ 皆はレイが残る事には大賛成だ だが、まだ少し「核」の存在が皆を空元気にしていた そんな中、アキハはずっとデスクと向き合っていた アキハ1人だけ変わらずに作業していた そこにこっそりナツキは黙ってるアキハの耳元で言った ナツキ「…アキハ、わざわざ悪役に回って… クサイことするじゃん…。笑)」 アキハ「何の事よ?」 振り向きもせず、ただ目の前のモニターと向き合いながら返事をした ナツキ「…もし、レイがまたリーダーの様に裏切るかか「確かめる」為にあんな事言ったんだろ? あのまんまじゃ、誰も疑わずにレイを反乱軍に入れてしまう。 もし、が恐いもんな。 だからあんな悪役に回る事したんだろ?」 アキハ「…………だから…何の事? あれは私の本音よ!」 アキハは強く言ったがナツキはずっと素でニコッとしていた アキハ「……いい加減に作業に戻ってよ!!」 ナツキ「ハイハイ。」 ナツキは明るく席に戻った そして一本の内部通信がOPに届いた アヤ「………はい…。 そうですか。でもそれくらいあれば基地には着きます。」 ハルナ「内部通信はコバルトさんですよね。 なんて知らせが?」 アヤ「…応急措置完了。 ニブル基地までギリギリ間に合う飛行ができるようになったらしい。 すぐに出発します!! 先に向かったアントアを追って本部基地に到着完了後、前線の状況把握しジャスティスの2人と他との連絡。 それをナツキとアキハにお願い。」 ナツキ「オッケー!!」 アキハ「…了解。」 アヤ「…そして、ハルナとフユミ、レインにも報告の連絡を取っといて、お願い!! 後のメンバーはニブル基地の修理作業を!! それでは…暁、発進!!!」 暁のブースターは点火して激しい火花を散らした そして大きい戦艦はゆっくり高く舞い上がった その最中、アキハはアヤに言った アキハ「…アヤ…あなたはセイに連絡入れなさい。」 アヤ「…えっ!?」
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