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目が見えなくなる?
アヤ「な、なんで…ですか?」
先生「…その前にこの子、特別な力持ってるんでしょ?」
アヤ「……はい…多分。
ちゃんと聞いていませんけど…。」
先生「そう…。
この子ね、力の使いすぎもあるけど…力の使い所を間違ってるわ。」
アヤ「…えっ?」
力の使い所?
リクは何をしたんだろ…
アヤ「…一応、今は大丈夫なんですよね?」
先生「そうね。」
アヤ「そう…ですか…。」
先生「私からも言っとくから…あなたからも伝えて頂戴。」
アヤ「はい。」
再び先生は医務室を出た
見守るようにアヤは2人の寝てるベッドの間に座った
数分後、ベッドが動いたのを感じた
アヤ「トア!?」
トア「う…う~ん…。」
苦しそうにベッドから起きようとした
アヤ「動かないで。」
アヤはトアリーが起きようとしたのを止めて再び横に寝かせた
トア「………ア…ヤ…?」
アヤ「うん。私だよ?」
トア「……私…達は…帰って……来れたの…?」
アヤ「おかえり。」
トア「……そっか……。
……リ…リク…は…?」
アヤ「横で寝てるよ。」
トアリーの首は動かなかった
だからリクを自分の目で確認できないみたいだ
アヤ「…大丈夫だから。まだ寝てて良いよ?
私はずっとここにいるから。」
安心したのか、トアリーはゆっくり目を閉じて眠りについた
アヤ「……2人とも…なんでこんな事に…。
…苦しそう…。」
「アルマゲドン」が爆発してから半月…
2人は何があったのだろう…
アヤは妙に不安な気持ちになった
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