シナリオ…

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アヤ「黒い空間…ね…。」 アヤもそれに巻き込まれて暁のエンジン部がやられたのだ なんであのようになったかは全く解らない 暁も戦艦の中でもずば抜けて頑丈な戦艦だ それを一瞬で… …けど、それだったら…! アヤ「暁が頑丈なのにこんなダメージを負った。 ジャスティスとか装甲が薄い作りのMSなんて一発で終わりな筈… ジャスティスを見た感じ、見当たらなかったんだけど黒い空間の被害は無かったわけ?」 リク「……それは…。」 リクはトアリーを見た トア「私です。私がジャスティスに「指示」したんです。」 アヤ「えっ?「指示」した? ジャスティスにって事?」 コクッとトアリーは頷いた リク「そして俺は操られる様にジャスティスを操作して「上」に逃げたんだ。」 アヤ「…「上」に?」 トア「ジャスティスは高い所を飛んでいました。 だから、上に逃げたんです。」 リク「その時から俺も…俺の目も異常が始まったんだ。 最初の突風でバランスを失ってるジャスティスを速く、正確に上に飛ぶのは「力」を使わなきゃいけなかったんだ。」 アヤ「バーサーカーを?」 リク「「核」から逃げ切ったジャスティスはずっと飛び続けて、ここ(ニブル)についたんだんだ。 その記憶も合間で…頭の中は真っ白で…。 俺自身の力でここ(ニブル)に来る筈無いんだ。 ローレライの人間だった俺がこの反逆軍の「本基地」を知る筈ないから…。」 アヤ「…無意識で半月も? ……あり得ない…。 それも、バーサーカーの力って事?」 トア「違います。 そこは私が話します。」 トアリーは苦しげな顔をしてそう言った トア「…ジャスティスなんです。」 アヤ「えっ?」 トア「ジャスティスがリクのバーサーカーと言うパスを使ってここまで運んだんです。 すみません。 けど、主と認めたリクを助ける為にジャスティスはそうしたんです。」 リクの真っ正面に立ったトアリーは深く頭を下げた リクはただ驚いていた
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