シナリオ…

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アヤ「そうだよ。リクは反逆軍になる?ならない? そのどっちかの答えで「友」のジャスティスは生き続ける事ができるんだよ?」 リクは少し考えこんだ後、アヤとトアリーに振り向き言った リク「…俺は…あの時、あの人に救われた命なんだ。 だから今までローレライ軍で生きていた。 その救ってくれたのがここにいる…弟の「レイ」なんだ。」 アヤ「…あの時って…まさか、中学の時の!?」 アヤ、セイ、リクは同じ中学でその時に事件に巻き込まれた 一言で言えば、 「ローレライ軍・武力全滅」 中学の先生、生徒は全て反逆軍と関わってると言う理由で全て皆殺された アヤは運良く遭遇しないで助かり、セイはアヤの姉である「サヤ・カミキ」に助けられた その事件の後、3人はバラバラになってしまったのだ アヤとセイは偶然出会い、あの時の自分を話し合った だが、リクが生き延びた理由はまだ聞いていなかった 全て皆殺された中、生き残ったのはごく僅か 特別な理由が無くてあの頃の出来事から生き延びた人なんていない… リク「俺はあの時、みんなと同じく死んだんだ。」 アヤ「えっ?どうゆう事?」 リク「確かに撃たれた痛みと絶望を俺は味わった。 だが、ふと目が覚めるとある施設で寝てたんだ。 そこはローレライ軍の軍旗が飾られていた部屋だった 俺は怖くなった。 また、あの痛みと絶望を見なきゃいけないのか? 怯えてた時に、あいつ…ライがやってきたんだ。 と言うか、ライじゃなく今で言えばレイと会ったんだ 俺を生かした理由はこの力、バーサーカーだったんだ。 俺は学校で死にかけてる時にバーサーカーを開眼させて紅く光らせていたんだ。 体はまだ、死にあらがってたんだな。 その時の俺は生き延びた自分が喜ばしかった。 仲間の死なんて関係ない! ただ、あいつが俺を救ったんだと… 生きてる自分が嬉しかったんだ。」 リクはあの頃の自分を思い出すように語った
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