シナリオ…

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リク「だから俺はあいつに尽くした。 言っちゃえばあいつは俺にとっての命の恩人だから。 だからあいつのする事が間例え違ってても、 アヤ達が敵でも全て自分に都合が良いように正当化してったんだ。 だからやっていけた。 俺の命を助けて、こんな必要と言ったあいつは、今は「こっち側」に居るんだろ? それに、俺はもう戻れないだろうな。 あいつの真実も知ってしまった。 そして「世界の王」の恐ろしさは「核」で実感した。 それに…大切な人も沢山ここにいる。 その大切な人にローレライ軍の時に自分がしてきた事も償いたい。 だから……。」 リクは2人に対面して答えを出した リク「お願いだ!! 俺は…ここで生きていきたい!!! 何も見えない奴に何が出来るか分からないが、なんだって自分のできることをやってみせる!!」 リクは深く頭を下げた アヤとトアリーはいきなりでびっくりしたが、2人ともお互いに顔を合わせて笑った こっちの返事は決まってる トアリーはまだ深く頭を下げてるリクに近づき、肩に手を乗せた トア「頭を上げてください。」 リクはゆっくり頭を上げた 目は開かないけど、何処か頼もしく、未来に輝いてる様だった トア「……これを…。」 トアリーはリクの手を握りその掌にARRKを置いた リク「…これは? まさか、これって…。」 リクは見えないからARRKだとすぐには分からなかった その後両手でARRKを触り、理解した リク「これが俺の…ARRK…か?」 トア「はい。…正しく言えばあなたの物になりました。」 リク「えっ?どうゆう事?」 アヤ「それは元々はトアのARRKなの。」 リク「なんでトアのを?」 トア「私からのお守りだと思ってください。 私のARRKはMSパイロット用なので。 ただ、別にどんなARRKでも機能は同じですけど、パイロット用の物はプラスMSに繋ぐ事ができる端末ですから…それでジャスティスを生かしてください。」 リクはARRKを見つめながら深い思いを託して強く握った
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