宣告…

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リクがARRKを受け取ってから数日ぐらい日を過ぎていた ニブルの修理、MS・MAの調整や整備、OPの処理、 …リハビリ 「昨日」… 大きな出来事が起こった それから、一部の人は焦りを感じていた そんな中、トレーニングルームでは1人リハビリに励んでいた リク「…だいぶ、体もぎこちなさが無くなったな。」 トア「次のリハビリの内容は盲目の人が1人でも歩けるようになる練習しますか?」 リク「そうだな。1人で歩くようになれれば… えっ!?…トア!!!?」 トアリーはいつも間にかトレーニングルームに入室してリクの後ろに立っていた トア「こんにちは。笑)」 リク「……こんにちは… って、トアが上から呼ばれてそっち行ってたんだろ? …「あれ」が世界に広まって、それの話し合いだろ? 意外に早いな。 それとも…なんかあったのか?」 トア「いいえ…。 ただ…ここは…良いですね…。 …他はみんな、ピリピリしてて…。 けど、ここは…安心しますね。笑) って、あれ?先程とリハビリ内容違いますね?」 リク「そうか?」 リクはトアリーの話を聞きながらリハビリを続けていた リク「一応、さっきのリハビリの応用で1人でも歩ける様に練習してたんだ。 トアに迷惑かけるのすまないからな。」 トア「えっ?別に気にしなくてもいいですよ?笑)」 トアリーはずっとリクのリハビリに付き合っていた と言うか、リクは目が見えないからトアリーがいつも支えてくれる為に隣に付いてくれた リクは最近そんなトアリーに罪悪感を感じていた でも、見えなくともその笑顔を見せてくれるトアリーに対して考えが変わった …考え過ぎだったのかもしれない…な… リク「ありがとうな…トア。」 トア「どういたしまして。 でも…昨日の「あれ」から顔を見てません。 …やっぱり心配です。」 リク「…………あぁ…。」 2人とも悲しさと、何か元気付ける方法は無いのか考える為に険しい表情になった …2人が心配している理由は…昨日の事だった 昨日の「世界の王が全世界に向けての宣言。」 放送を使い、全人類に「発表」した …絶望的な未来宣言を…
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