壊滅…

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ライ「―――……これは、世界の決定である。 あと数時間後にはここは壊滅する。 これが我々の力だとニブル基地壊滅で人類に再び理解して貰いたい。 お前達がどれだけ「無」なのか。笑)」 ニブル基地はこの届けられた映像で騒然となった 世界の王からのニブル基地壊滅宣言… つまり反逆軍消滅危機… あと数時間後に核兵器「アルマゲドン」がここを全滅する ライがスパイで反逆軍にいた ニブル基地なんて当初から知っている 創設者の「サヤ・カミキ」と共にここを立ち上げたのだ それを反逆軍は予測はしていた していたが行動はしていなかった 誰もが甘く考えてた まさに致命的な事だ… リル「直ちにニブル基地を離れます。」 リルの言葉で反逆軍は動いた 動ける戦艦に必要な物を詰め込み次々にニブル基地を発った 最後は一番速い戦艦アントアと暁の二隻だった この二隻が最後に回ったのは理由は「速い」からであって他に2つ 1つはリルがレインの分の荷物をまとめていたから レインが帰ってきた時の為… 借りのトップでレインの付き人として仕事をすると… もう1つは…アヤ リク「アヤ!!速く出てこい!!」 リクはアヤのいる部屋で扉を叩きながら叫んでいた トア「アヤ…!!お願い…出てきて!!」 トアリーもリクと同じく叫んでいた 焦りを交えながら 映像でライは「アルマゲドン」が来るまでの時間は言っていない これが「デマ」だったらいいが、あのライは本気だ 誰もが理由なしでライは本気だと感じていた だからこそ撃ち込まれる核兵器がいつ来るのか解らないのだ 解らないからアヤが出てこないことに2人は焦り、苛立ちもでてくる それでも…アヤの返事はそれだけだった アヤ「……………行かない。」
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