壊滅…

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リクは諦めずに叫んだ 叫ぶしかできなかった リク「アヤ!!いい加減に出てこい!!頼むから…!!」 トアリーはリクの肩を叩いて振り向かせた トア「…強行手段でいきます。」 リク「強行手段?何をするんだ?」 トア「これです。」 トアリーはARRKを取り出した リクに自分のARRKを渡してから トアリーは新しいARRKをリルから貰ったのだ そのARRKを使い、それに備わったコードを扉の横に挿し込み作業を開始した リク「結局、何をするんだ?」 トア「扉を強制オープンさせます。 ARRKには基地の開閉機能があるんです。 これは階級が艦長以上の者しか与えられない機能です リクが持ってる私のだったARRKはいった通りパイロット様で、しかも艦長以上の私でもずっと更新をしないでましたから…。」 リク「……なんで更新しなかったんだ?」 トア「面倒くさかったので。笑)」 リク「……は…はは…。笑)」 トア「と言うか…そのARRKは私のお守りだったんです。」 リク「えっ?」 トア「私が反逆軍に入った時に大切な人から貰った物だったんです。 だから今までお守り代わりとして持ってました。」 リク「いいのか?大切なARRKを俺に…。」 トア「いいんです。 …そのARRKには私とジャスティスのご加護のお守りです。 あなたに…持っていて欲しいんです。」 リク「……トア…。」 トア「…ふふ…。笑) さぁ、開きますよ!」 トアがそう言った瞬間に扉は開いた トア「!!!!!!!!」 トアリーは青ざめた トア「止めてーアヤ!!!!!!」 アヤは銃を自分の頭に向けていたのだ トアリーはそれを離し、銃を取り上げようとした アヤ「……っ!!!! 止めないで!!!!!!」 アヤは反抗して銃を離さない リク「トア!!どうしたんだ!?」 リクの目にはその光景は映らない 映らないから解らない アヤが自殺しようとしていた事を…
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