壊滅…

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アヤ「離して!!!!」 トア「ダメです!!銃を捨ててください!!!!」 リク「…えっ?銃…? まさか… 止めろアヤ!!!」 リクは気づいた アヤの状況を… 悲しい状況を… アヤ「嫌!!止めないで!!!! …っ!!!!」 アヤはお嬢様で育ったトアリーより力はある 無理矢理トアリーを振って引き離した …そして、銃口をトアリー達に向けた トア「……!!!!!!」 トアリーは言葉が出なくなった 友達に銃を向けられる悲しさ… リク「トア?…どうした?」 リクはトアリーが喋らなくなったのが気になり、心配そうに確認した 悔いた… 目が見えない辛さが今になって「後悔」と言う形でリクの背中にのしかかる リク「トア!?…アヤ!?どうした!? 頼むから返事してくれ!!」 トア「……ア……アヤ…やめて…!?」 リク「トア!?どうしたんだよ!?」 アヤ「……あ…あ…ああ…わ、私…!!!!」 アヤ自身、こんな事してる自分は嫌だった 嫌だが体はトアリーに銃を向けている リク「…………アヤ…トアに何した…!?」 アヤ「…わ…私…私は!?」 アヤは混乱している リクは手探りでトアリーを見つけ、肩を取った トア「…リク?」 トアリーはリクが触れる手に暖かさを感じた 安心感と言ってもいい リク「正直おれは状況が解らない…。 解らないけど…アヤ…!! トアを傷つける事は例えお前でも許さない。」 リクの感じた事… トアリーが悲しんでる 見えなくても解かる トアリーが悲しんでる トア「…リク…。」
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